日本と世界の名曲を聴くコンサート
2021年(令和3年)7月26日川越やまぶき会館 7月7日桶川市民ホール響の森
演奏依頼をいただいた時に、「常に中止の憂き目に合う危険性はありますが・・・」との条件がついていたのは、残念ながら現在尚、変わらない状況ではあります。が、この度のコンサートは有難いことに、6月26日、7月7日の二回共開催することができました。たくさんの皆様にお聴きいただくことができて嬉しい会となりました。
通常は700名入る桶川市民ホールに300名のお客様。私達の会は、100名程度のごくごくささやかな会が多いですので、ずいぶん恵まれた会だったと言えます。
裏話をひとつ。舞台の袖には舞台上、客席、ロビーと、カメラの切り替わるモニターがあります。スタッフの皆さんが館内全体に常に気を配ってくださっています。舞台から客席にカメラを切り替えて、沢山のお客様が入っている客席を見たスタッフの方が、「おー、久しぶりに”公演”っていうカンジだなー!」と。そんな会に参加できたことがとても嬉しかったです。こんな中、前向きに動いてくださった主催の新井さんに、心から感謝申し上げます。スタッフ、お客様、共演のお二人、一つの会が成立するのには個人の力では及ばないたくさんの巡り合わせがあることを改めて強く感じました。
演奏は、三人の演奏者がそれぞれのソロ演奏をしましたが、せっかく下聰睆一をテーマに掲げている会ですので、一曲三人で何かいたしましょう、と提案しまして、アンコールに「花火」をしました。今年もお祭りが軒並み中止となっていますが、皆様の心の中に夏の花火が広がってくだされば幸いです。